アドラー心理学から介護職の人間関係を良くするヒントを学ぶ

介護関係記事

こんにちは~ひろしです。

介護関係の仕事を20年以上やっています。

現在はケアマネジャーの仕事を10年以上しています。

介護業界ってほんとうにチームワークが必要な仕事です。

うまくいかなければ人間関係に苦しみますよね。

人間関係といっても職員同士だったり、利用者さんだったりなどありますが、

利用者さんと接して感じる悩みよりも職員同士がしんどかったりします。

例えば、こんなシチュエーションってないでしょうか?

一緒に仕事をしている上司や同僚が不機嫌そうにしている。

hiroshi
hiroshi

うわっ!!今日の主任また不機嫌だ

そのとき「私が不機嫌な思いをさせてしまったのだろうか?」とか、

「何か失敗でもして失望させてしまったのだろうか」と感じてしまいますよね。

なんとか機嫌を直そうとご機嫌をとってみたり、

深く落ち込んで周りの人に聞いてもらったり心配してもらおうとすることはないでしょうか?

それ自体は誰にでもあり得る行動です。

でも、その行動は自分自身の行動を不自由にさせている可能性があります。

それは、無意識に相手の感情を思い通りにコントロールしようとしている行動になります。

周りで起こっていることをすべて自分事としてコントロールしようとしてしまうことで、

円滑な人間関係を阻害しているかもしれません。

この記事では、なぜ相手の感情に敏感になりコントロールしようとするのか?

原因について解説するとともに、

  • 機嫌をとる行動
  • 相手の同情をひく行動

それ以外の方法で円滑な人間関係を構築するにはどうすればよいか説明します。

人間関係を円滑にするための方法として、

今回は岸見一郎氏・古賀史健氏の著書”自己啓発の源流「アドラー」の教え嫌われる勇気を参考に記事を書きました。

この内容を知るだけで、少し人間関係が楽になります。

少しでも気になればこの先を読みすすめてみてくださいね。

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心理学者アドラーとは

介護職のみなさんであれば、フロイトやユングという心理学者の名前はどこかで聞いている名前だと思います。

フロイトやユングは有名ですがアドラーという心理学者は馴染みがないと思います。

私もつい最近まで知りませんでした。

なぜなら、福祉系の教科書では教えてもらっていないからです。

アドラーはフロイトやユングにならぶ心理学の3大巨匠の一人です。

アドラーの心理学は原因を追究するものではなく、

いますぐ使える心理学、すなわち使用の心理学と言われています。

アドラーのことをぜひみなさんに知って欲しかったので今回の記事で紹介させていただきました。

前置きは長くなりましたが、

アドラーが推奨する人間関係が楽になる方法を2つのパートに分けて紹介します。

  • コンプレックスの原因を知る
  • 自分の問題(課題)と他人の問題(課題)をわけて考える。

この2つのパートですが、なるべくわかりやすく説明します。

この2つをクリアーできると次のステップにすすむことができるのですが、

まずはこの2つから学んでいきましょう。

劣等感の原因とその克服方法について

劣等感という言葉はアドラーが使い始めたといいます。

実は劣等感自体は悪い意味で使われているものではありません。

どういうことかと言うと、自分自身を向上させるために理想の自分と過去の自分と比較することは、健全な劣等感と言われているからです。

周りの人との比較の中で生まれた劣等感はコンプレックスといい自分を委縮させてしまったり、人を見下してみたりします。

コンプレックスは2種類あります。

  • 劣等コンプレックス
  • 優越コンプレックス

それではこの2つについて説明します。

人がコンプレックスを持ってしまう原因として、

過去に受けた賞罰教育があります。

成績が優秀でないと親から認めてもらえない、できないと怒られるなどです。

それにより生じる承認欲求が不自由さを生んでいます。

それは大人になってからも影響がでています。

人の顔色をうかがったり、相手の同情を引き構ってもらおうと行動するようになります。

また相手より優位に立ち支配しようとします。

それは、相手を自分の思い通りにコントロールできるという勘違いを生みだしてしまいました。

劣等コンプレックスとは

劣等コンプレックスとは、あの人と比べて自分は〇〇できないとか〇〇がないと感じてしまう感覚です。

こう考えることによって自分には価値がないと思ってしまいます。

例えば、介護の現場でいうと

口のきつい職員や上司が全体に対して注意をしているのを聞いただけで、自分が悪いのではないかと思ってしまう。

業務を行っていくなかで、同僚と比べて自分は容量が悪い。

どうせ自分なんてという思考に陥ってしまいます。

上司に良く思われようと思い行動したり、

あの人よりも優れていたいと思い行動するから、

動きががんじがらめになってしまいます。

そうすると、相手の目が気になって挙動不審になるので、

ますます不自由さを感じてしまいます。

優越コンプレックスとは

自分自身に足りていないものを補うためブランドもので身を固めたり、

権威がある人と懇意であることをアピールする。

「わたしは有名人の〇〇と知り合いなのよ」と・・・

凄いのは有名人であって、あたかも自分がすごいかのように振るまってしまいます。

わたしではない特別なものを自分と結び付けて優位性を得ることです。

優越コンプレックスの延長線上に劣等コンプレックスを利用して優越感を得ようとする行動があります。

「自分はこんなひどい目にあっている」とか「私の気持ちをあなたには理解できない」などと発言をし、

同情と言う形で相手をコントロールしようとします。

ブランド品や相手の同情という武器をずっと必要としてしまうのでとても疲れてしまいます。

劣等コンプレックス、優越コンプレックスは誰にでもある

ひろし
ひろし

あっこれ私だ!!

そう思うかもしれませんが心配いりません。

誰だって、このような傾向はあると思います。

偉そうにこんなこと書いている私だってあります。

全くないという人はもうすでに悟りを開いた状態です。

少しでもコンプレックスを解消する努力を私と一緒にしていきましょう。

コンプレックスの克服方法について

まずはコンプレックスを克服することが課題となります。

なぜコンプレックスを持つと良くないのか?

コンプレックスがあると相手に支配されたり、相手を支配する原因となるからです。

相手が自分の思い通りにコントロールできないことが、

人間関係最大の悩みになります。

承認欲求や相手に慰めてもらうことは相手をコントロールする行為になります。

それではどのようにすれば、コンプレックスを克服できるのか?

2つの方法について説明します。

自分の問題(課題)と他人の問題(課題)をわけて考える。

自分の問題と相手の問題をわけるとはどういうことか少し説明します。

相手が機嫌が悪くて嫌な気持ちになるのは自分の問題になります。

機嫌が悪いのは相手の課題になります。

問題をシンプルにする方法は自分自身の課題を明らかにすることです。

例えば、

主任が不機嫌だ⇒きっと私がなにかやらかしたに違いない⇒機嫌をとる行動をしなければ・・

きっと私がなにかをやらかしたに違いないという感覚ですが、

なぜそう思ったのかにだけフォーカスをあてることが大切です。

機嫌をとる行動はさきほど話したように、

自分自身のコンプレックスにより相手から承認を得るための行動になります。

なので、その行動に移る前に”きっと私がなにかをやらかしたに違いない”と思った理由を考えてみましょう。

思い込みをやめて自分自身の問題に注目する。

”きっと私がなにかをやらかしたに違いない”はなぜそう思ったのでしょうか?

  • 『いつも失敗しているから』
  • 『自分は主任に嫌われているから』

ほんとうにそうなのか冷静に考えてみることが大事です。

もし『いつも失敗しているから』が理由であれば、

まず相手の機嫌をとることに力を入れるのではなく、

そして顔色を伺うのも良くありません。

いつも何に失敗して、どうすれば失敗がなくなるかを考えていく方が重要です。

そして『自分は主任に嫌われている』についてはどうでしょうか?

根拠はありますでしょうか?

もしかしたら思い込みかもしれません。

ここで考えられるのは、普段主任と会話するときの態度はどうだったかなどです。

挨拶をしていなかったり、避けていたりしていることはないでしょうか?

もしそうであれば、元気よく挨拶をしてみるなど行動に移すことはできます。

特にこれらに当てはまらなければ、単なる思い込みです。

これらのように相手の気持ちは変えられないが、自分の気持ちや行動は変えることはできます。

機嫌をとるなどして相手の気持ちを変えようと思っても無駄です。

挙動不審がられて、逆効果になる可能性もあります。

なので相手が自分のことを嫌っていようが自分の思考から離しておくしか方法がないのです。

その感情の処理はその人で解決するしかありません。

相手の感情の中に自分が入っていくと誰の問題なのかわけがわからなくなってしまいます。

自分自身が相手の感情に巻き込まれないように気を付けましょう。

思い込みの中身は勝手に相手はどんな感情でいるか考えすぎていて、

変えられないことに対して悶々としてしまうことです。

考えることは大事なのですが悩み込まないようにしましょう。

悩み込むのではなく自分が何を悶々としているのか、

自己解決できることは何なのか、考えて実行するようにしましょう。

問題を解決することで自信をつけコンプレックスを克服する

先ほど説明した失敗について、他者との比較のなかで「私はあの人よりも出来ないから・・」と落ち込まないようにしましょう。

この考えだと、問題解決を放棄してしまっています。

正しい問題解決は過去の自分は失敗してしまったけれど、失敗しない自分になるために努力するです。

そうすると、少しずつ自分の価値に気付くことができるようになります。

コンプレックスを克服した先の話

コンプレックスを克服したら、先の話があります。

他者に何かをするときに承認を得る為の行動ではなくなります。

褒めてもらうためにするのではなく、

純粋に相手のためにする行動に変化していきます。

そうすると相手と横のつながりで協力関係を得ることができ、

チームワークがスムーズになります。

少し高度な話に聞こえますよね。

確かに高度なことだと思います。

アドラー心理学を学び、生き方が変わるようにためには今まで生きてきた人生の半分はかかると言われています。

若ければ若いほど早く理解できる可能性があります。

40歳で学べば20年かかりますが、

20歳で学べば10年です。

まとめ

簡単に説明すると言いましたが、

結局むずかしくなってしまいましてごめんなさい。

もし興味がありましたら、ぜひ”自己啓発の源流「アドラー」の教え”嫌われる勇気を手にとってみてください。

↓   ↓   ↓   ↓

それでは、さいごまで読んでいただいてありがとうございました。

このアドラーについて、今後も記事にさせていただきたいと思います。

またその頃には今回よりも少し理解が深まっていると思いますのでぜひ楽しみにしてみてくださいね。

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