ケアマネジャー試験でライバルに差をつける2つの心構えと勉強法

キャリアアップ法

こんにちは~ひろしです。

施設、在宅のケアマネジャーを合わせて10年以上しています。

現役のケアマネジャーです。

福祉関係の仕事は資格が必要な職種です。

その資格の中でも介護保険の中心を担っているケアマネジャーの試験(介護支援専門員実務研修受講試験)は毎年合格者が10%台と難関であることは間違いありません。

ひろし
ひろし

すご合格率が低いんだね!!

でも、その分価値のある資格です。

この合格率を見てあなたは、自分には無理と思っていませんか?

数字ほど取得するのが難しい資格なのでしょうか?

私はそうとは思いません。

どうしてそう思うのかというと、次にあげる2つができていなくて試験を受ける人が多いからです。

  • ケアマネジャーをなぜ取得したいのか明確な目的を持つ。
  • 勉強時間を確保する

もちろん試験勉強は必要ですが、この2つの方がもっと重要です。

この記事では、その理由を説明するとともに、資格取得のための勉強に取り掛かる前におさえておくべきことをお伝えします。

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ケアマネジャーの合格率と受験のための基礎資格

まず、ケアマネジャーの資格試験の勉強に挑む前に介護関係の資格の難易度をデータで見てみましょう。

資格名受験者数合格者数合格率
介護福祉士84483人59975人71%
社会福祉士35287人10333人29.3%
介護支援専門員46415人8200人17.7%
日本資格取得支援参照

介護福祉士、社会福祉士は2021年データ、介護支援専門員のみ2020年データです。

介護支援専門員は10%台と他の資格と比較しても合格率が低いことがわかります。

そして、ケアマネジャーを受けるためには以下の基礎資格が必要です。

これらの基礎資格をもったうえ、5年の実務経験がいります。

以前は、無資格でも介護現場10年以上、ヘルパー2級でも受験することができていましたが廃止されました。

ケアマネジャーを受験できる基礎資格一覧

医師 歯科医師 介護福祉士 社会福祉士 精神保健福祉士 薬剤師 保健師 助産師 看護師 准看護師 理学療法士 作業療法士 視能訓練士 歯科衛生士 言語聴覚士 栄養士(管理栄養士を含む) 義肢装具士 あんまマッサージ指圧師 はり師 きゅう師 柔道整復師

ケアマネジャーの試験が難関といわれる理由

資格取得が難しいのは、内容が難しいからでしょうか?

これから説明しますが、たしかにケアマネジャーの試験問題の内容を解くことは難しいです。

ですが、それだけではないのがケアマネジャーの資格取得が難関と言われるゆえんなのです。

では早速ですが、ケアマネジャーの試験が難しいと言われる理由について説明します。

難関と言われる資格試験の構成にあり

試験問題の構成は2つの分野に大きくわかれています。

  • 介護支援分野 全25問
  • 保険医療福祉サービス分野 全35問

どちらの分野もそれぞれ70%以上点数をとらなければ合格しません。

おおよその目安でどれぐらいの点数で合格するかは以下の通りです。

介護支援分野25点中

13点~16点

保険医療福祉サービス分野35点中

22点~26点

この2つの分野の合計得点で70%以上ではありません。

それぞれの分野で70%以上の得点をとる必要があります。

たとえば、介護支援分野で100%、保険医療福祉サービス分野で50%だったら不合格になります。

得意な分野の偏りが許されません。

全体的に内容を網羅していないと結果的に不合格になってしまいます。

運の要素が通用しない

ケアマネジャーの試験問題は5択から3問正答を選ぶという問題形式です。

2問までは正答を見つけ出すことができるのですが、最後の1問でつまづいてしまいます。

なので、制度の理解がしっかりできていないと正答を導きだすことができません。

よって、2択のどちらかを選ぶのではないので運の要素が低いです。

私はケアマネジャーの他に社会福祉士に合格していますが、こちらの問題は正答を一つ選ぶだけなので運で正解を当てることができます。

まぐれが通じないのも難しいと言われる理由です。

試験に合格しただけではケアマネジャーの実務につけない

試験に合格してからも、ケアマネジャーの実務につくためには長時間の研修を受けなければなりません。

87時間の研修です。

さらにその研修の中には実習も含まれています。

ちなみに私が受けた時は44時間と実務従事者基礎研修33時間で77時間でした。

現在は、以前よりも10時間ほど研修時間が増えています。

この長い長い研修を経てようやく実務につけます。

余談ですが私は毎年実務者研修を受講しているかたの実習を数名担当しています。

制度が変わるごとにその研修も大変そうです。

仕事として研修を受けることができれば良いのですが、結構の方が仕事の休みを使って研修を受けてます。

これらを考えただけで、資格を取得するのはやめようかなと思ってしまうのではないかと思います。

仕事しながら試験勉強をしなければならない

5年の実務を経て受験資格をえることができるケアマネジャーは特殊な資格だと思っています。

仕事を辞めている人は別として、殆どは仕事をしながらの受験となります。

なので、現役の学生と違って勉強に費やす時間がありません。

入所系の仕事をしている人は夜勤があるので特に不利になってしまいます。

夜勤明けと翌日休みで時間の確保は可能ですが、集中力が保ちにくくなっています。

私が受験した時は、夜勤もしていたし子どもも2歳だったので本当にしんどかったです。

明確な目的がないまま受験してしまう

経営者、または上司に言われたのでとりあえず受けておこうかという方もいます。

そういう方は論外で明確な目標をもって受験していない人は不合格になる可能性が高いです。

それなりに

勉強に取り掛かる前におさえておくべきこと

ケアマネジャー試験の問題内容や合格後の研修についてはどうあがいたって変えることができません。

ですが、目的をもったり、時間を確保することについては自分で決めることができる部分です。

  • ケアマネジャーをなぜ取得したいのか明確な目的を持つ。
  • 勉強時間を確保する

これさえできていれば、たくさんいる受験者の中で一歩先に進むことができています。

明確な目標については、

  • 将来ケアマネジャーになりたい。
  • 介護保険のことをもっと知って実務に活かしたい。
  • キャリアアップのひとつとして資格をとりたい。

など、未来の自分を想像しながら目標を明確化したほうがよりモチベーションを保ちやすいです。

また、きれいごとでなくても次のような動機でも良いと思います。

  • ケアマネジャーをとって嫌な同僚や上司を見返したい。
  • 暦通りの仕事に就いて、年末年始ゆっくり過ごしたい。
  • 家族とゆっくり過ごす時間が欲しい。
  • 今より良い場所へ転職したい。

どうでしょうか?

少しはやる気になると思いませんか?

ちなみに私の動機は、ケアマネジャーの資格をとって嫌な上司、同僚を見返したいでした。

あまりきれいな動機ではありませんでしたが、試験勉強の原動力になりました。

時間を作るについてですが、とにかく仕事で疲れるので少しでもゆっくりしたいという気持ちが起こります。

まず、習慣の中に試験勉強という行動を加えなければなりません。

行動を起こすまえに身についている習慣を見直しましょう。

その方法については以下の記事で詳しく説明しています。

合わせて読みたい記事⇒目標達成のため新しい習慣をはじめる前にすべき大事なこと

独学での勉強法

実は私自身、保育の短期大学(通信)を卒業したので介護の方は専門ではありませんでした。

ホームヘルパー2級(現:介護職員初任者研修)と社会福祉任用主事資格という中途半端な状態で介護の世界に飛び込みました。

要するに介護の素人から主任ケアマネジャーまでになった叩き上げです。

そんな私は今のキャリアを重ねるまでに数々の資格をほぼ独学で取得しています。

なので、ケアマネジャーも独学で合格できないことはないと思っています。

私が行った勉強法を紹介しますので、もしよろしければ参考にしてみてください。

独学で資格をとるには入念な計画が必要

まず最初にしたことは、ゴールを受験日に設定します。

それから逆算し、勉強スケジュールを立てます。

試験勉強をするための時間を確保する必要があるので、今までの習慣の見直しが必要です。

もしだらだらと過ごしている時間があったら試験勉強にあてましょう。

時間を確保すると言っても、一生の内のたった数ヶ月~半年です。

とにかく受験日まで徹底して勉強をしていきましょう。

テキストから読んで勉強してはいけない

基本テキストを1ページ目からくまなく読まないほうが良いです。

なぜなら基本テキストだけで膨大なページ数があります。

全部読んでいたら時間がいくらあってもたりません。

なので過去の問題や予想問題を解きながら、つまづいたところや疑問に思ったところがあったら、テキストで読み込んだ方が効率が良いです。

もし全部読んで勉強に取り組むのであれば、かなりの時間を確保しておく必要があります。

かなり無謀かもしれません。

逃げることができない環境をつくる

まずは、職場や家族にケアマネジャーの試験を受けることを宣言しました。

宣言することで逃げることができなかったかわりに家族や同僚の協力がありました。

ここでひとつポイントがあります。

家族にはケアマネジャーに合格したあとの夢や目標を添えてください

それをすると、子育てで大変でも勉強する時間をもらえたり、夜勤のときにも少し勉強する時間をもらえる可能性が高いです。

私はそれで周りの人達の心を打ったのか、みんな協力的でした。

独学でのメリット・デメリット

それでは独学で試験勉強をするメリット・デメリットを説明します。

メリット

  • 一発で受かればテキスト代と受験代だけですむ家計に優しい
  • 通信講座などに頼らない勉強法が身につく
  • 自己管理ができるようになる

デメリット

  • 何度も不合格になったら通信講座代よりも高くつく
  • 意思が弱いもしくは習慣化のスキルがないと挫折する
  • 通信講座よりも時間を多く費やす

独学でケアマネジャー試験に合格する方法について詳しく記事にしていますのでこちらを参考にしてみてください。

⇒【必見】ケアマネジャー資格試験を独学で合格する方法

通信講座のすすめ

年々、難しくなってきているのは間違いないです。

もし、モチベーションを保ち時間を確保できるならコスト的には独学が良いです。

でも無駄な時間を作らず一発で受かりたいと言われる方は通信講座を選ぶべきだと思っています。

その理由として、独学は自己流でやってしまうのでどうしても遠回りしてしまいます。

自分でテキストを読み込んで自分なりに理解したり解釈するぶん時間がかかります。

多くの時間を確保するためには、夜勤勤務で妻子持ちなら理解を得ることは必須となります。

通信講座で勉強すると効率が良いので時間の確保が独学より少なくてすみます。

お金はかかりますが、メリットを家族に共感してもらえていれば、お金を出してくれるのではないかと思います。

通信講座はこちらのリンクを参考にしてみてください。

まとめ

この記事は、臆することなく一人でも多くケアマネジャーに挑戦して欲しいという思いで書いています。

私の介護業界20年以上を振り返ってみると、人生が大きく変わったのはケアマネジャーに合格してからだと思います。

ケアマネジャーの資格をとらないままだったら、今の私はないと思うぐらいです。

それだけ、このケアマネジャーの資格というのは人生の大きなウエイトを占めています。

介護職をしていてちょっと行き詰っている。

現場での仕事が本当に合っているのだろうかと思っている。

もっと自信をつけたい。

そう思っている方は迷わずケアマネジャーの試験に挑戦しましょう。

きっと明るい未来がまっています。

では、最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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