【悲報】もし介護が必要になったら・・老後のリアルなお話

お金のこと・老後

こんにちは~ひろしです。

介護関係の仕事を20年以上しています。

現在はケアマネジャーとして勤務しています。

今回はもし介護になったら・・

ということで介護にどれくらいお金がかかるのか記事にしてみました。

これは、自宅で生活している介護が必要な高齢者と実際に関わってみて感じたことです。

あの物議を醸した麻生さんの2000万円問題について、最初は「何を言ってるんだ」と思いました。

だけど、この言葉は重く受け止めるべきだなと感じました。

私は、この2000万円問題を重く受け止め家計の見直しに踏み切りました。

この記事では、私が高齢者の現場で目の当たりにしているお金のリアルについてお話します。

もしかしたら、介護職の方でもこの現実を知らない人も多いのではないかと思います。

そして、この記事を読んだ方に、老後の備えをどのようにしていけば良いか参考にしていただきたいと思います。

この記事での流れは、

女性
女性
  1. 年金を満額支払うといくらもらえるの?
  2. もし介護が必要になったら、いくらお金がいるの?
  3. 今後、老後に向けてお金をどう蓄えていくの?

これらの疑問にお答えしていきたいと思います。

特に2番については、体験談を交えてお話しますのでよりリアルに感じることができると思います。

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老後もらえる年金について

このまま、年金を満額まで払い続けるともらえる年金はいくらなのでしょうか?

まずは年金は国民年金、厚生年金、私的年金の3階層になっています。

他、障害基礎年金や遺族基礎年金などの受給もありますが、頭がこんがらがると思うので、できる限りシンプルにしたいと思います。

国民年金について【1階層】

まず、基本は1階層の国民年金です。

自営業者や学生、無職の人などが自分で支払います。

1階層 国民年金

満額支払うと毎月65,000円もらえます。

この日本では平均、毎月55,000円もらっています。

厚生年金について【2階層】

次に、サラリーマンをしていると国民年金の上乗せで厚生年金がもらえます。

給料天引きで会社が折半してくれます。

ざっと以下のような感じで年金が支給されます。

2階層 厚生年金

  • 年収300万程度で毎月11万5,000円程度もらえます。
  • 年収500万程度で毎月15万1,000円程度もらえます。
  • 年収700万程度で毎月18万8,000円程度もらえます。

平均年金額

  • 男性が毎月16万6,000円
  • 女性が毎月10万3,000円

ここで、注意して欲しいのが、新卒から年収700万円ということはまずありません。

よって最終的には、700万の年収だったとしても目安よりも金額は低くなります。

私的年金について【3階層】

3階層 私的年金

  • 確定拠出年金『iDeCo』
  • 確定給付企業年金
  • 個人年金保険 etc…

年収500万円以上700万円以下でもらえる年金が20万円/月いかないのはちょっときびしいかも

老後、ゆとりのある生活を送るためには夫婦で最低36万円/月必要と言われています。

ちょっとひろしの例でいきますと、年収400万円程度なので、12~13万円/月あるかないか・・

妻も殆ど専業主婦だったことと、このまま正社員で続けていく保障はないのです。

そうするともらえる年金額は8~9万円/月かな?

夫婦合わせても20~22万円ぐらいなのかな??

ひろし
ひろし

理想の夫婦36万円/月まで14~16万円足りない!!

年金について詳しく載せているサイトがありますので参考にしてみてください。

今さら聞けない日本の年金制度とは?年金の仕組みをわかりやすく解説 (hoken-room.jp)

老後もし介護が必要になったら、いくらお金がいるの?(施設編)

私が高齢者のお宅へ訪問するとリアルな光景を目の当たりにします。

あるお宅で高齢者とその子どもの間で介護を巡って口論されていました。

そのときに発する言葉は「お前たちに迷惑をかけてるんだったら、施設に入ればいいんだろ!!」です。

すぐに施設に入れるなんて、そんな甘い世界ではありません。

お国は財政がひっ迫していることを理由に、自宅で介護をしてくださいと打ち出しています。

そのため、そうそう簡単に施設に入れない仕組みになっています。

年金だけで入所できる施設は行政の補助で運営しているから条件がきびしいです。

そして、行政の補助のない施設は条件はあまりないのですが、高額な入所費用が必要です。

年金の範囲内で入所できる老人ホーム

行政の補助がある施設サービスは次のような種類があります。

これらの施設の費用ですが、年金にもよりますが、

1か月 5万円~18万円です。

でも年金収入だと一般的な平均で1か月10万円未満で入所できている印象です。

  • 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
  • 介護老人保健施設
  • 介護医療院
  • 介護療養型医療施設

これらの施設は、『介護保険負担限度額認定証』という制度を使えば年金の範囲内で入所できるようになっています。

もうちょっと簡単に言えば、食費とお部屋代を年金で払える程度まで補助してくれる制度です。

そのかわり、入所するのにとても厳しい条件がつきます。

介護度が中度~重度(寝たきり)でないと入所ができません。

※介護老人保健施設については、軽度でも入所できます。しかし3ヶ月程度で自宅へ戻ることが条件とされているところが殆ど。

よって、介護者が介護で疲弊した頃にようやく入所できるのです。

年金額が低いと入所が難しい老人ホーム

年金額が低いと入所が難しい老人ホームは次のような種類があります。

  • 介護付き有料老人ホーム(特定施設入居者生活介護)
  • 住宅型有料老人ホーム
  • サービス付き高齢者住宅
  • グループホーム  など

これらは、はっきりいって高額です。1か月最低でも20万円以上と考えた方が良いでしょう。

安いところもありますが、それなりですので、満足いくような介護は受けられないでしょう。

それぞれの老人ホームの内容については、ご希望があれば、今後、詳しく説明していきたいと思います。

老後もし介護が必要になったら、いくらお金がいるの?(在宅編)

まず、残念な情報を先にお伝えします。

介護保険サービスは日常生活で必要な介護を全てまかなえる制度ではありません。

まかなえない部分は、自分の家族に協力してもらわなければなりません。

どういうことなのか、これから介護保険について出来るかぎりやさしく説明します。

まずは介護が必要になったら介護保険の申請をします。

介護が必要な状況と判断されれば、要支援1~2 要介護1~5の認定が降ります。

数字が多くなるほど、より介護が必要な状況となります。

下の表はそれぞれの介護度で介護サービスが使える限度額と負担額です。

限度額と負担額は、介護保険の見直しで変動しますので参考までに。

支給限度額 1割負担
要支援15,0320円程度5,032円程度
要支援210,5310円程度10,531円程度
要介護116,7650円程度16,765円程度
要介護219,7050円程度19,705円程度
要介護327,0480円程度27,048円程度
要介護430,9380円程度30,938円程度
要介護536,2170円程度36,217円程度

基本、1割負担で在宅サービスは使えますが、所得が多く課税しているかたは2割~3割負担になります。

ややこしくなるといけないので1割負担のみ表にしてみました

在宅サービスは限界額まで1割~3割負担で利用できます。

介護保険で使える在宅サービス

少し簡単に自宅で使える介護サービスを下の表で紹介します。

在宅サービス一覧

  • 通所介護(デイサービス)
  • 通所リハビリ(デイケア)
  • 訪問介護
  • 訪問リハビリ
  • 訪問看護
  • 訪問入浴介護
  • 福祉用具貸与

例えば、要介護1のかたは16,765円程度であれば上の表のような在宅サービスが使えます。

限度額めいっぱいサービスを使わなくても問題ありません。

ここからは、実際にある話なのですが、高齢者の方の中には年金額が少なくて1割であっても介護サービス利用できない方もいます。

なので、風呂に入りたくても入れない。

オムツを交換したくても換えれず不潔な状態で過ごさなければならないという方が結構います。

ケアマネジャーも高齢者にお金がなければお手上げです。

そういう時は生活保護などの制度を利用せざるを得ないのですが、手続きもスムーズにいかないときもあります。

介護保険では使えない自費サービス

介護保険でまかなえない部分は、介護保険外の自費サービスなどがあります。

介護保険サービス以外でかかる費用

家政婦紹介
泊まり込み:2万円 8時間:1万3000円程度 1時間:2000円程度

訪問介護自費サービス
病院の待合室での付き添い、庭の草むしりなど
1時間:2000円程度~ 地域によって金額は異なる

介護タクシー
通常のタクシー料金+介護費

施設入所よりは、多少金銭的には抑えれると思いますが、家族の介護を極力減らし家族の手を借りず満足いく介護を受けようと思うと、それなりの金額になりそうです。

今後、老後にむけてお金をどう蓄えていく?

こうやって、老後のことを考えてみると、年金だけでゆとりある生活するのは少し難しそうです。

今回の記事では、老後もらえる年金で介護サービスを使うことになったらという視点で考えてみました。

結果、年金の他に老後の備えが必要となってきそうです。

私は具体的に老後の蓄えをするために3つほど取り組んでいます。

できるかぎりのことはやろうと思っています。

その具体的な3つの方法は以下のとおりです。

  1. つみたてNISAで積立てを少額からはじめる
  2. 支出を抑える
  3. ブログをする

国が『つみたてNISA』や『iDeCo』の制度をつくっています。

投資信託を活用しながら資金作りをしていく制度です

私自身は普通の預金では、老後の資金は確保できそうにないので『つみたてNISA』をしています。

私はすでに『NISA』口座から『つみたてNISA』の口座に移行をしました。

『つみたてNISA』は貯金とは違うので元本割れの可能性があります。

なので、余剰資金でコツコツやっています。

参考にしたい記事⇒【必見】積立NISA始めてみた。メリット・デメリットともに解説

2について、このブログでも色々と記事を書いています。

カテゴリーから記事を読むことができますので、参考にしてみてください。

基本的には固定費を削るという方法をとっています。

3については、ご覧の通りブログを一生懸命書いています。

今後、価値のあるものにしたいです。

まとめ

もしかしたら、自分もこの職業につかなかったら老後の資金について考えなかったかもしれません。

やるリスクもあるのですが、やらないリスクもあるので、投資信託のつみたてを選びました。

リスクがないわけではないのであえて『つみたてNISA』『iDeCo』をしてくださいと言えません。ですが、皆さんもこの現実を知っていただき老後のことも考えていただけたらなと思って記事にしました。

介護関係の給料は今を生きるだけで精一杯です。

なので、なおさら老後の蓄えについて考えておかなければならないと思っています。

これからも、財を蓄える良い方法があれば発信していきます。

最後まで記事を読んでいただいてありがとうございました。

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